お守りを郵送で購入したり、返納したりするのは失礼?効果がなくなるのでは…神様に対して失礼でバチが当たるのでは…と心配になりますね。
大丈夫です。あの出雲大社など、全国的に有名な神社でも郵送での購入や返納のやり方をホームページで紹介されているように、失礼やバチ当たりなんてことはありません。
ここではお守りを郵送で購入しても失礼にあたらないことと、そのお守りを郵送してくださる神社やその方法、また郵送で返納する方法をご紹介します。
神社と郵送のやり取りをするのが心配な方は、このような天然石入りのお守りをネットで購入して、オリジナルの思いを込めるのも気軽にできておすすめですよ。

このご時世の事情や体調不良などでなかなか出歩けず、心と体が弱っている時。
ふと神様にすがりたいと思う時、お守りで大切な人を元気づけたい時がありませんか。そんな時、直接出向くことなく、お守りを郵送で購入できたらいいですよね。
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お守りを郵送で購入や返納するのは失礼ではなく効果にも影響しない

苦しい時の神頼みというように、時々神様に頼りたくなりますよね。
試験の前や病気からの回復、交通安全など、普段そんなに信心深くなくても神様にお願いしたくなることがあります。
ネガティブな時だけでなく、宝くじが当たりますように、というちょっと自分本位なお願いの時もあります。
日本の神様はふところが広いので、そういうお願いも叶えてくれます。
とある厄除け強運の神社に初詣に行き、お守りを購入したところ、それから運の良いことが続きました。
私はジャンボ宝くじで1万円が当たったり、雑誌の懸賞に当たって1万円相当のクリームをもらったりしました。その他、運が良いなと感じることが複数ありました。
これはもうお守りのおかげ、神様のおかげ、と思うのが自然な気がしました。
良いことが続いたと聞くと、気になりますよね。
神社によってはお守りを郵送で購入できる
同じように神様にお願いごとをする時に、気軽に手に入れることができるのはお守りです。そんなに高額でもなく、毎日持ち歩くのにもちょうどいいですよね。
直接神社やお寺にお参りするのが一番なのですが、怪我や病気、家庭の事情などいろいろ理由があって行くのが難しいケースもありますよね。
御利益は欲しいけれど、なかなか神社やお寺に行けない。
そんな時、お守りを郵送で購入することができたら、いいですよね。
神社によっては、お守りを郵送で購入することが可能です。
購入方法は神社でそれぞれ違うので、公式サイトで確認するのが確実です。
お守りを購入することができるということは、古いお守りを返納することもできるのでは?
そう思いますよね。こちらも神社によっては可能です。ご希望の神社の公式サイトを確認してみてください。
でも、お守りを郵送で購入するのは失礼では?そもそも効果はあるの?
そこが一番の心配ですよね。
神社が直接お守りを郵送してくれているように、効果に変わりはありません。ちゃんと神様に祈願したお守りを送ってくださいます。
本来は直接参拝してお守りを授かるものです。しかし通販でも面白半分ではなく、参拝するのと同じように真剣に向き合えば、願いを聞き届けてくれると思います。
返納する場合も同様です。お守りや送り先の神社に感謝の気持ちを持って、丁寧に取り扱えば失礼にはならないでしょう。
購入も返納も、どちらも神社に確認してみてください。公式サイトがあれば、まずそちらで調べてみるのはいかがでしょうか。
お守りを郵送で購入する時の代金の送り方と注意点
代金はどうやって送るかというと、現金書留で受け付けているところが多いです。こちらも購入する際に確認しておくのがいいと思います。
ひとつ注意点があって、現金書留は郵便局でしか送ることができません。
郵便局に行くのが難しいからといって、封筒に直接現金を入れて送るのは法律で禁じられています。
銀行振込やクレジットカードで支払いができる神社もあるので、そういったところを探してみると思わぬご縁があるかもしれません。
お守りを郵送で購入できる神社はこちら♪

有名な神社で、お守りを郵送で購入できるところを4社選んでみました。
・出雲大社
縁結びで有名な出雲大社。島根県にあります。男女の縁だけでなく、いろいろな縁を結んでくださる神様です。
ここはまつられている神様の力が強力すぎて、カップルで参拝した時、相手が運命の人でなかった場合は別れさせ、改めて運命の人との縁を結んでしまうとさえ言われています。
私はそれを聞いて、震え上がりました。なので、まだ参拝のご縁がありません。
こちらのお守りを郵送で購入する場合は、公式サイトにある申込書をダウンロードして印刷してから必要事項を記入し、初穂料(代金)と送料を合わせて現金書留で送ります。
・太宰府天満宮
学問の神様として有名な菅原道真公をおまつりする、全国12,000社の神社の総本宮として知られる神社です。福岡県にあります。
学業成就のお守りを求める方が多いかと思いますが、やはり受験は神頼みだけでは良くなくて、本人の努力が必要かと思います。
私も社会人になってからいくつかの資格試験を受ける時に神社に参拝しましたが、「試験中、緊張しないように」や「得意なジャンルが出題されますように」「勉強は頑張るけど、苦手科目は問題が少ないように」などとお願いしました。
自分の力でどうにもならないところをお願いしたというスタイルです。
これはその人によって考え方は変わるかと思います。「勉強した内容が頭に入りますように」とか「集中力が続きますように」と勉強自体をお願いすることもありますよね。
結果的に、私の場合は合格続きなので、やっぱり神様の助力もあるかもしれませんね。ありがたいことです。
こちらの神社では、公式サイトからオンラインでお守りを購入することができます。支払い方法は銀行振込かクレジットカード払いになります。
・伏見稲荷大社
全国に30,000社といわれる稲荷神社の総本宮となります。鳥居がずっと連なっている参道や、お狐様で有名ですね。
こちらは商売繁盛や五穀豊穣の神様です。稲荷山全体が信仰の対象となっていて、とにかくめちゃくちゃ広いです。
いろいろと霊的な噂があり、日が暮れてから参拝すると心霊現象に遭遇したり、道に迷って下山できなくなるという話をいくつも聞きました。
私がこちらに行った時は昼間だったのですが、大勢の参拝客がいて、とてもそんな不気味な感じには見えませんでした。
こちらに限らず、夜の山は遭難の危険があるから注意した方がいいという警告なのかもしれませんね。
お守りを郵送で購入するには、郵送申込書をダウンロードして印刷紙、通信欄に欲しいお守りを記入して、初穂料と送料と共に現金書留で送ります。
・晴明神社
京都にある、安倍晴明公をおまつりした神社です。「陰陽師」という言葉を聞いたことがありませんか?その映画や小説のモデルとなった方です。
晴明神社は「魔除け」「厄除け」の神社です。
私も「陰陽師」の映画は好きなので、京都旅行の際に立ち寄ったことがあります。そんなミーハー心を反省するような静かな場所でした。神社ですから、当たり前ですね。
社紋である晴明桔梗をあしらったお守りが特徴的です。晴明桔梗は五芒星とも呼ばれ、5つの角がある星形の紋です。
「勝守(かつまもり)」というお守りがあり、数多くのスポーツ選手も参拝することでも有名です。
郵送の場合は申込書をダウンロードして印刷して必要事項を記入し、初穂料と送料を同封して現金書留で送ります。
ここに挙げた以外にも、お守りを郵送で購入できる神社があります。
お守りを郵送で返納する際の品名と切手代や郵送方法

お守りは徐々にけがれを吸っていくため、効果もだんだん失われていきます。お守りの期限は一般的に1年とされています。
1年たったお守りは神社へ返納し、新しくお守りを授かります。
また合格や病気平癒など、願いが叶った時にも満願としてお守りを返納します。
お守りを返納するには、購入した神社へ持参して指定された納め所などに納めます。お賽銭箱がある場合はお守りと同額程度を納めます。
そして神社の方で納めたお守りやお札をお焚き上げします。
ここまでのこと、ご存知でした?
お恥ずかしながら、有効期限が1年ということも返納するということも、私は知りませんでした。なので、去年授かったお守りと今年買ったお守りの2つを持ってます。
私が行った神社には古いお守りを納める場所がなかったので、返納することに気付きませんでした。調べたところ、社務所の方に声をかけて引き取ってもらうシステムだそうです。
神社によって対応がそれぞれ違うから、ちゃんと調べないといけないですね。
それも八百万(やおよろず)の神様がいらっしゃる日本ならではの風習ですね。家庭の事情がひとそれぞれあるのと同じように、神様の個性もそれぞれです。
神様によって違いがあるのが、神社巡りの楽しいところでもあります。
そうやって各地で記念にお守りを買ったりすると、1年後、返納しようとしても難しくなりますよね。
遠方で購入していてなかなか機会が持てないことや、病気や怪我など出歩くことができない場合もあります。
そういった事情があるため、返納を郵送で受け付けている神社もあります。
お守りを郵送で返納する方法
こちらも購入する時と同様に、まずは公式サイトで確認してみてください。
郵送の方法はその神社によって異なります。
お焚き上げ料を指定されている場合はそれに従います。方法も現金書留や銀行振込などありますので、こちらも確認します。
特に料金について明記されていなくても、神社へのお礼や手間賃を兼ねてお焚き上げ料を同封する場合がほとんどです。
この時の目安もお守りと同額程度ですが、封筒に入れやすいよう千円札を送る人が多いようです。現金を普通郵便で送ることはできないので、現金書留か定額小為替で送ります。
定額小為替は郵便局で購入します。こちらは封筒に入れて普通郵便としてポストから送ることができます。
またお守りを返納することや神様への感謝の気持ちを書いた手紙も同封します。
封筒に品名として「お守り在中」や「お焚き上げ依頼」と宛名に書き添えます。
切手代は定形郵便なら25g以内で84円、50g以内で94円になります。定形郵便物は普通サイズの封筒です。お守り1体なら充分入るかと思います。
サイズが縦23.5cm×横12cm、厚さが1cm以上になると、定形外郵便物となります。
定形外郵便物の料金は、50g以内で120円、100g以内で140円となります。厚さは3cm以内です。
普通郵便は料金分の切手を貼れば、ポストに投函できます。
現金書留の場合は上記プラス435円になります。現金書留は郵便局の窓口からの発送になります。注意してください。
くれぐれも現金を普通郵便で送らないでください。
お世話になったお守りですから、最後まで丁寧に扱いたいものです。
そして、また新たな気持ちで新しいお守りを授かりたいですね。
まとめ

- お守りを郵送で購入しても失礼ではない
- お守りを通販できるおすすめの神社は出雲大社や太宰府天満宮など
- 返納も郵送で可能、代金はHPに記載がない場合お守りと同額程度が目安
- 現金は普通郵便では送れないので、現金書留または定額小為替で送る
お守りを郵送で購入しても失礼にはならないということと、その方法をご紹介しました。
また郵送でお守りを購入できる神社で、有名なところをおすすめとして挙げました。
郵送で返納する際の品名や切手代についてもお知らせしました。
直接参拝する時と同じように、心を込めてお守りを授かりましょうね。
良きことがありますように。